粛殺(しゅくさつ)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・即ち、作家の態度が第一義に即しているならば、――独り作家に限らない、すべての思想家がまた、――それは、粛殺な気にみち、理想を追求し、信念に燃えているのである。この種のものに対して、私は、芸術が人生的であり真に社会的意義を有することを否定でき・・・
小川未明
「正に芸術の試煉期」
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・・・突然向うの曲り角から愉快な子供の笑い声が起って周圍の粛殺を破った。あたかも老翁の過去の歓喜の声が、ここに一時反響しているかのごとく。
寺田寅彦
「凩」
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