とうにょうびょう【糖尿病】
高血糖と糖尿とが持続的にみられる慢性の病気。体内でぶどう糖がエネルギー源として利用されるために必要なインスリンの不足によって起こる。のどの渇き・多尿・空腹感・倦怠感 (けんたいかん) などの自覚症状があり、感染症・動脈硬化・白内障などの合併症を起こしやすい。25歳未満の若年者に発症する一型糖尿病、主に成人になってから発症する二型糖尿病などがある。ダイアベティス。→妊娠糖尿病
とうにょうびょうしんけいしょうがい【糖尿病神経障害】
⇒糖尿病性神経障害
とうにょうびょうじんしょう【糖尿病腎症】
⇒糖尿病性腎症
とうにょうびょうせいしんけいしょうがい【糖尿病性神経障害】
糖尿病の三大合併症の一つ。高血糖の状態が長く続くことにより起こる末梢神経の障害。手足のしびれ・痛み・知覚異常や、発汗障害・胃腸障害・起立性低血圧などの症状が現れる。糖尿病神経障害。糖尿病性ニューロパチー。→糖尿病網膜症 →糖尿病性腎症
とうにょうびょうせいじんこうかしょう【糖尿病性腎硬化症】
⇒糖尿病性腎症
とうにょうびょうせいじんしょう【糖尿病性腎症】
糖尿病の三大合併症の一。高血糖の状態が長く続くことにより、腎臓の糸球体の毛細血管が損傷し、腎機能が低下した状態。初期には微量のアルブミンが尿に排泄される。進行すると、蛋白尿からネフローゼ症候群を経て、腎不全に至る。糖尿病性ネフロパシー。糖尿病性腎硬化症。糖尿病腎症。→糖尿病網膜症 →糖尿病性神経障害
とうにょうびょうせいニューロパチー【糖尿病性ニューロパチー】
⇒糖尿病性神経障害
とうにょうびょうせいネフロパシー【糖尿病性ネフロパシー】
⇒糖尿病性腎症
とうにょうびょうせいもうまくしょう【糖尿病性網膜症】
⇒糖尿病網膜症
とうにょうびょうもうまくしょう【糖尿病網膜症】
糖尿病の三大合併症の一つ。高血糖の状態が続くことにより網膜の細い血管が損傷し、毛細血管瘤ができたり、血管が破れて出血したりする。酸素を補うため新生血管が増殖し、それが出血を繰り返し、進行すると網膜剝離や緑内障などを起こし、失明することもある。糖尿病性網膜症。→糖尿病性神経障害 →糖尿病性腎症 [補説]進行の程度によって、単純網膜症・増殖前網膜症・増殖網膜症の3段階に分類される。