じょうもんしきどき【縄文式土器】
⇒縄文土器
じょうもんじだい【縄文時代】
縄文文化の時代。旧石器時代に続き、1万2、3000年前に始まったという。草創・早・前・中・後・晩期に大別される。2300〜2400年前に弥生時代に移行した。
じょうもんすぎ【縄文杉】
鹿児島県屋久島に自生する屋久杉の巨木。幹回り16メートル余、高さ25メートル余、樹齢推定4000年以上。→世界遺産
じょうもんどき【縄文土器】
縄文文化の土器。縄文をもつものが多いところからの命名。セ氏600〜800度程度で焼成した赤・暗褐色の軟質土器で、深鍋を主要な器とし、複雑な形の器も少数伴う。口が幾山かの起伏をもつ波状口縁の存在も特徴的。縄文式土器。
じょうもんぶんか【縄文文化】
日本列島において、旧石器時代の文化に続く、食料採集に基づいた文化。木の実や貝を集め、狩りや魚とりなどに生活の基礎をおき、若干の栽培も行ったらしい。打製・磨製石器や土器を用い、竪穴住居を住まいとした。主に東・北日本の落葉広葉樹林帯で栄えた。
じょうもんかいしん【縄文海進】
縄文時代前期(約1万〜5500年前)にあった海進。最終氷期のあと気候が温暖化に転じ、約6000年前をピークとして現在の海面より約2〜3メートル高くなった。当時の海岸線にあたる場所に多くの貝塚が存在することが知られる。
じょうもんのビーナス【縄文のビーナス】
昭和61年(1986)に長野県茅野市の棚畑遺跡から出土した縄文時代中期の土偶の愛称。高さ27センチ。妊娠した女性をあらわす、下方に重心のある造形。平成7年(1995)国宝指定。 平成4年(1992)に山形県舟形町の西ノ前遺跡から出土した縄文時代中期の土偶の愛称。高さ45センチ。8頭身の優美な造形が特徴。平成24年(2012)国宝指定。西ノ前土偶。縄文の女神。
じょうもんのめがみ【縄文の女神】
⇒縄文のビーナス2
じょうもんクララ【縄文くらら】
⇒板状立脚土偶