しゅうきどめ【臭気止(め)】
不快な臭気を消すこと。また、そのための薬剤や装置。
しゅうきぬき【臭気抜き】
便所などの臭気を抜くための排気装置。
しゅうきはんていし【臭気判定士】
悪臭防止法に基づき、嗅覚測定法(機械測定ではなく、人の嗅覚で臭気として判定する方法)の実施にあたる国家資格。測定者の選定、試料の採取、試験の実施、結果のまとめなどを管理・統括する。この結果をもとに、市町村が悪臭を出す事業者に対して改善勧告や改善命令を行う。
しゅうきしすうきせい【臭気指数規制】
悪臭の排出を規制する手法の一。さまざまな原因物質の混合した水や空気を、人の鼻で感じられなくなるまで薄めたときの倍率によって算出した指数に基づき規制する。
しゅうきせんべつ【臭気選別】
においを手がかりに、同じにおいが付いた物や追跡・捜索対象者を探し出す能力。警察犬に必要な能力の一つで、警察犬の審査・競技会では、仮想犯人のにおいを嗅がせ、約10メートル離れた台の上から同じにおいの付いた布片を持ってこさせる。 [補説]警察犬の訓練では他に、服従(指導手の指示に従って行進・障害物の飛び越し・休止などの動作を行う)・警戒(指導手の命令に従って行動し、隠れている犯人の発見、犯人への襲撃などを行う)・足跡追及(犯人が落とした所持品を発見しながらにおいをたよりに足跡をたどる)などの科目がある。