こうくうきねんりょうぜい【航空機燃料税】
国内線の航空機やヘリコプターなどの燃料に課される税金。昭和47年(1972)施行の航空機燃料税法に基づいて、航空会社など航空機の所有者・使用者が燃料1キロリットルにつき2万6000円を国に納める。国際線は対象外。 [補説]平成23年(2011)4月から税率が1キロリットルにつき1万8000円に引き下げられた。
こうくうせいちゅうじえん【航空性中耳炎】
航空機内で気圧が急激に変化した際に、耳管が閉じたままになり、鼓膜の内側と外側の圧力に差が生じることによって起こる中耳炎。降下時に起こることが多い。軽症の場合は数分から数時間で自然に、あるいは耳抜きをすることによって解消されるが、重症の場合は治療が必要となる。
こうくうせいふくびくうえん【航空性副鼻腔炎】
航空機の高度が急激に変化し、副鼻腔の内圧と機内の気圧に差が生じた際に生じる症状。降下時に起こることが多い。頭痛、頰や目の奥などに強い痛みを感じる。風邪やアレルギーなどで鼻が詰まっていると起こりやすい。
こうくうだいがっこう【航空大学校】
航空機操縦士を養成する大学校。宮崎県宮崎市に本部を置く。昭和29年(1954)運輸省の付属機関として開校。平成13年(2001)国土交通省所管の独立行政法人に移行。
こうくうきようきゅうめいむせんき【航空機用救命無線機】
航空機が遭難・墜落などの事故を起こした際に、遭難地点を知らせる信号を自動的に送信する無線設備。ELT(emergency locator transmitter)。
こうくうじょうほうく【航空情報区】
⇒エフ‐アイ‐アール(FIR)
こうくうたいせんすいかんせんさくせんセンター【航空対潜水艦戦作戦センター】
⇒アズオック(ASWOC)
こうくうほあんだいがっこう【航空保安大学校】
国土交通省所管の大学校。航空交通管制に関する業務を行う職員を養成する。昭和46年(1971)設立。所在地は大阪府泉佐野市。
こうくうじゅうだいインシデント【航空重大インシデント】
航空事故が発生するおそれがあると認められる事態。機長が航行中に他の航空機と衝突または接触のおそれがあったと認めたときなど。航空法に規定。
こうくうスポーツ【航空スポーツ】
⇒エアスポーツ