荒法師(あらほうし)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・ こうしたやさしき文藻は粗剛な荒法師には書けるものでない。 建治二年三月旧師道善房の訃音に接するや、日蓮は悲嘆やる方なく、報恩鈔二巻をつくって、弟子日向に持たせて房州につかわし、墓前に読ましめ「花は根にかえる。真味は土にとどまる。此・・・
倉田百三
「学生と先哲」
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・・・歌人の西行なども、強かったようだ。荒法師の文覚が、西行を、きざな奴だ、こんど逢ったら殴ってやろうと常日頃から言っていた癖に、いざ逢ったら、どうしても自分より強そうなので、かえって西行に饗応したとかいう話も伝わっているほどである。まことに黄村・・・
太宰治
「花吹雪」
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