やくぶつアレルギー【薬物アレルギー】
投与されたペニシリンなどの薬物が抗原となって体内に抗体ができ、再度その薬物が侵入したときに起こるアレルギー反応。症状として薬疹・発熱・ショックなどが現れる。
やくぶついそん【薬物依存】
麻薬・覚醒剤やアルコールなどの連用の結果、その薬物なしには平常の状態を保持できなくなること。嗜癖 (しへき) を生じて習慣となり、やめることができない精神的依存と、増量しないと効き目が出なくなる耐性を生じ、やめると禁断症状が現れる身体的依存とがある。→薬物依存症
やくぶつがく【薬物学】
薬理学の旧称。また、薬物そのものの化学的、物理的性状などを研究する学問。
やくぶつしょうどく【薬物消毒】
アルコール・ホルマリンなどの薬物を用いて消毒すること。
やくぶつそうたつシステム【薬物送達システム】
⇒ドラッグデリバリーシステム
やくぶつよんぽう【薬物四法】
薬物取締法令のうち麻薬及び向精神薬取締法・大麻取締法・あへん法・覚せい剤取締法のこと。
やくぶつりょうほう【薬物療法】
薬物を用いて治療する方法。外科的療法・物理療法・免疫療法などに対するもので、内科的治療法の大部分を占める。
やくぶついそんしょう【薬物依存症】
自己の意思で薬物の使用を制御できなくなる精神疾患。依存症の一つ。脳内で神経伝達物質が異常に分泌されることにより起こる病気。意志や性格の改善で解決することは困難で、専門的な治療が必要。
やくぶつきょせい【薬物去勢】
化学薬品によって性機能をなくさせること。米国の一部の州など、性犯罪者に対して実施しているところもある。化学的去勢。
やくぶつごほう【薬物五法】
薬物取締法令である薬物四法に、麻薬特例法を加えた五つの法律のこと。