蝉脱（せんだつ）とは？意味・読み方・使い方

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せん‐だつ【^×蝉脱】
の解説

［名］(スル)《「蝉蛻 (せんぜい) 」の「蛻」を「脱」に誤った語か》「蝉蛻 (せんぜい) 2」に同じ。

「今までの生活からすっぽり—して了おうと」〈里見弴・善心悪心〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

蝉脱の例文(6)

出典：青空文庫

･･･上にも長い間の因襲を蝉脱して自由を求め、用語を現代日常の言葉から･･･石川啄木「弓町より」
･･･ぴちぴちした近代娘に蝉脱した瞬間のスリルがおそらくこの作者の一番･･･寺田寅彦「映画雑感（５［＃「５」はローマ数字、1-13-25］）」
･･･た旧時代の審美観から蝉脱すべき時の来った事を悟らなければならない･･･永井荷風「深川の散歩」

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