おもてかんばん【表看板】
1 劇場の正面に掲げる、出演者名や演目名などを書いた看板。 2 世間に対して掲げる名目。「低利金融を—にして詐欺を働く」
おもてぐち【表口】
1 表に面した出入り口。⇔裏口。 2 間口 (まぐち) 。 3 登山道の本道の入り口。
おもてぐみ【表組】
近世の邦楽で、教習の便宜上、楽曲を分類したものの一。三味線組歌・箏 (こと) 組歌などにあり、いずれもいちばん初歩の組となっている。三味線組歌では本手組と同じ。⇔裏組。
おもてけい【表罫】
印刷用の罫線の一。裏罫より細い。
おもてげい【表芸】
その人の専門として世間に認められている技芸。⇔裏芸。
おもてげんかん【表玄関】
1 家の正面の玄関。来客のために用いる正式の出入り口。⇔内玄関。 2 国家・都市などの主要な入り口としての駅・空港・港の類。「日本の—である成田国際空港」
おもてこうけ【表高家】
江戸幕府の職名。官位をもたない高家のことで、幼年者や、事務に未熟な者。
おもてござしょ【表御座所】
皇居宮殿で、天皇・皇后が公の事務を行う建物。
おもてごしょう【表小姓】
江戸幕府で表向きの雑用をしていた小姓。
おもてごてん【表御殿】
公の政務・儀式などを行う正殿。