おもてだか【表高】
江戸時代、大名の表向きの禄高 (ろくだか) 。⇔内高 (うちだか) 。
おもてだな【表店】
表通りに面して建てられている家。⇔裏店。
おもてつき【表付き】
1 建物の正面。「銀座通りに面した—とはちがって」〈荷風・つゆのあとさき〉 2 雪駄などで、畳表のついたもの。 3 外見。みてくれ。「内証はともあれ、—のよい、親にかかりの息子には」〈浮・禁短気・六〉
おもてどおり【表通り】
市街の主要な道路。⇔裏通り。
おもてながや【表長屋】
表通りに建てられている長屋。⇔裏長屋。
おもてにほん【表日本】
本州の太平洋に面する地方を称した語。太平洋沿岸地域。⇔裏日本。
おもてはっく【表八句】
百韻または五十韻の連歌・連句で、懐紙の1枚目の表に書く8句。
おもてぶたい【表舞台】
表立って活動のできる状況や場所。「—から遠ざかる」
おもてぼうず【表坊主】
江戸幕府の職名。同朋頭の支配に属し、江戸城内で大名および諸役人の給仕をした。
おもてみごろ【表身頃】
袷 (あわせ) ・綿入れなど裏がある着物の、表に出るほうの身頃。⇔裏身頃。