たすきがけ【襷掛(け)】
1 たすきをかけること。また、その姿。 2 ひもや縄などを斜めに交差させてかけること。 3 子供の髪置 (かみおき) の祝いに用いる麻苧 (あさお) 。 4 ⇒襷反 (たすきぞ) り 5 「襷掛け人事」の略。
たすきがけじんじ【襷掛(け)人事】
合併した官庁・企業などが、幹部として、元の組織ごとにそれぞれの出身者を均等に就かせる人事。 [補説]旧組織どうしの勢力を均衡させるために行う。例えば、当期は会長・専務を旧A社から、社長・常務を旧B社から選び、次期にはこれと逆の任用を行うなど。
たすきざん【襷桟】
たすきの形に斜めに交差させた桟。
たすきぞり【襷反り】
相撲のきまり手の一。相手の差し手のひじをつかんで、その腕の下をくぐるようにして腰を落とし、一方の手で相手の足を内側から取って自分の背後に落とす。つたえぞり。たすきがけ。
たすきぼし【襷星】
二十八宿の一、翼宿 (よくしゅく) の和名。→翼 (よく)