はなしくち【話し口】
《「はなしぐち」とも》 1 話すときの態度や、その内容。「兄は佐介の元気を愛して大いに—が合う」〈左千夫・春の潮〉 2 話のいとぐち。話のきっかけ。
はなしごえ【話し声】
話をしている声。「—が耳につく」
はなしことば【話し言葉】
話したり聞いたり、音声によって伝えられる言語。音声言語。口頭語。⇔書き言葉。
はなししゅう【咄衆】
戦国時代以来の武家の職名。主君に近侍して話し相手を務めた者。咄の衆。御伽 (おとぎ) 。御伽衆 (おとぎしゅう) 。
はなしじょうず【話し上手】
[名・形動]話のうまいこと。また、そのさまや、そのような人。「—な(の)人」
はなしずき【話し好き】
[名・形動]人と話をするのが好きなこと。また、そのさまや、そのような人。「根っからの—」「—な(の)店のマスター」
はなしずく【話尽く】
話し合いを十分にすること。「—で決めたことだ」
はなしちゅう【話し中】
1 話をしている最中。 2 電話の通話中。「—でつながらない」
はなして【話し手】
1 話をするほうの人。話者。 2 話のうまい人。話し上手。「なかなかの—だ」
はなしとぎ【話伽】
話し相手になって人の退屈を慰めること。また、その人。「伊勢参宮の道中、—にと、たって誘はれしを」〈浮・新永代蔵・四〉