おどりうた【踊り歌】
民謡の一。盆踊り・雨乞 (あまご) い踊りなどの踊りに伴ってうたわれる歌。また、広く、踊りのときにうたわれる歌。《季 秋》
おどりおび【踊り帯】
踊り衣装に用いられる帯。鏡仕立てが多く両面が使用できる。
おどりぐい【躍り食い】
エビ・シラウオなどを生きたまま食べること。
おどりくどき【踊り口説き】
盆踊り歌としてうたわれる民謡で、歌詞が一連の物語になっているもの。八木節・江州音頭・河内音頭など。口説き節。くどき。
おどりこ【踊り子】
1 盆踊りなどで踊る少女。踊り手。《季 秋》「—よ翌 (あす) は畠の草ぬかん/去来」 2 踊りを職業とする女性。ダンサー。 3 顋門 (ひよめき) のこと。 4 《生きたまま味噌汁に入れると、苦しがって躍り上がるところから。もと僧侶の隠語》ドジョウ。
おどりこそう【踊子草】
シソ科の多年草。山野のやや日陰に生え、高さ30〜50センチ。茎は四角柱で、節に長い毛がある。葉は卵形で対生する。4〜6月ごろ、葉の付け根ごとに淡紅紫色または白色の唇形の花を輪生する。名は、花を笠をかぶった踊り子に見立てたことによる。野芝麻。《季 夏》「—咲きむらがれる坊の庭/青邨」
おどりことば【踊り言葉/躍り言葉】
同音の語を重ねた言葉。「しとしと」「ぴかぴか」など。
おどりじ【踊り地】
1 歌舞伎下座音楽の一。京阪の郭 (くるわ) の場面に用いる三下 (さんさが) りの合方。 2 歌舞伎舞踊やその伴奏の三味線音楽の中で、華やかな手踊りの部分。
おどりじ【踊り字/躍り字】
国語で、同じ漢字や仮名を重ねるときに用いる符号。「あゝ」の「ゝ」(一の字点)、「いろ〱」の「〱」(くの字点)、「国々」の「々」(同の字点、もしくはノマ)、「各」の「」(二の字点)などの類。重ね字。送り字。畳字 (じょうじ) 。繰り返し符号。
おどりだいもく【踊り題目】
踊りながら法華経の題目を唱えること。