身嗜み(みだしなみ)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・その京都言葉に変な訛りがあった。身嗜みが奇麗で、喬は女にそう言った。そんなことから、女の口はほぐれて、自分がまだ出てそうそうだのに、先月はお花を何千本売って、この廓で四番目なのだと言った。またそれは一番から順に検番に張り出され、何番かまでは・・・
梶井基次郎
「ある心の風景」
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・・・いつでもちゃんとした礼装をして、頭髪を綺麗に分けて、顔を剃り立てて、どこの国の一流のレストランのボーイにもひけを取らないだけの身嗜みをしていた。 何もこの男に限らない事ではあるが、私はすべてのレストランのボーイというボーイの顔のどこかに・・・
寺田寅彦
「雑記(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
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