しんこうがかり【進行係】
会議・催し物などを進行させる係。
しんこうけい【進行形】
1 《progressive form》動作が継続中であることを示す動詞形態の一。特に、英語のbe動詞と-ing形との組み合わせをさす。現在進行形。 2 事態が途中にあること。進行中であること。現在進行形。「開発計画はまだ—だ」
しんこうせいきんいしゅくしょう【進行性筋萎縮症】
脊髄または末梢神経に変性が起こって筋肉が萎縮し、運動機能が失われていく慢性の病気。中年以後の男性に多く、両手や肩に発病し、腰や両脚に広がる。原因は不明。
しんこうせいきんジストロフィー【進行性筋ジストロフィー】
筋肉が徐々に萎縮して筋力が低下し、運動障害が進行する遺伝性の疾患。幼年期から若年期に発病することが多く、慢性で経過が長い。PMD(progressive muscular dystrophy)。→先天性筋ジストロフィー
しんこうは【進行波】
空間内を一方向に進む波。→定常波
しんこうはかん【進行波管】
極超短波の増幅用の真空管。長い螺旋 (らせん) 状の導体の中心に電子流を貫通させ、その速度に合わせて導体に沿って電磁波を進行させ、電磁波と電子流との交互作用によって増幅作用を生じさせるもの。送信管・レーダーなどに使用。
しんこうまひ【進行麻痺】
梅毒感染後10年から数十年のち(第4期)に起こる脳疾患。記憶力・判断力が衰え、認知症となり、感情・意思の障害を示す。麻痺性痴呆。脳梅毒。
しんこうせいだん【進行星団】
⇒運動星団
しんこうはろ【進行波炉】
第四世代原子炉の一つ。核燃料として通常の原子炉では使用されない劣化ウランを使用。増殖炉に分類され、ウラン238に1個の中性子が衝突し、β崩壊を伴ってネプツニウム、プルトニウムへと変化する。核分裂反応が起こる領域が徐々に進行することによって、数十年から100年にわたって連続的・定常的に熱エネルギーが発生する。TWR(traveling wave reactor)。 [補説]日本の関本博は基本原理がよく似たCANDLE炉とよばれる原子炉を独自に考案した。