かんげんえん【還元炎/還元焔】
ガスバーナーの炎で、酸素の供給が少ない、温度の低い部分。一酸化炭素や水素を含み還元性がある。
かんげんざい【還元剤】
酸化還元反応で他の物質を還元し、自身は酸化される物質。水素・硫化水素・アルカリ金属など。
かんげんだて【還元建て】
そのままでは水に溶けない染料を、ハイドロサルファイトなどで還元し、水に溶けるようにする操作。
かんげんち【還元地】
一度開墾された耕地が、再びもとの荒れ地にもどった土地。
かんげんてつ【還元鉄】
酸化鉄や鉄塩を水素などで還元して作った灰黒色の粉末状の鉄。きわめて酸化されやすく、触媒や貧血症の薬に用いる。
かんげんとう【還元糖】
分子内に遊離性のアルデヒド基やケトン基をもち、還元性を示す糖類。ぶどう糖・果糖・麦芽糖など。→非還元糖
かんげんにゅう【還元乳】
粉乳や無塩バターに水を加えて均質化し、牛乳の状態に戻したもの。
かんげんひょうはくざい【還元漂白剤】
還元作用によって物質を漂白する薬剤。亜硫酸ガス・亜硫酸ナトリウムなど。
かんげんぶんれつ【還元分裂】
⇒減数分裂 (げんすうぶんれつ)
かんげんまい【還元米】
政府の命令で自家用米を供出した農家に、米の不足する時期、政府から配給される米。