さんせいせんりょう【酸性染料】
色素の分子中にスルホン酸基・カルボキシル基などの酸性の基をもつ水溶性染料。羊毛・絹・ナイロンなどのたんぱく質系の繊維や皮革・紙・インク・食用色素などに広く使用。
さんせいど【酸性度】
酸としての強さの程度を示す値。ふつう、水素イオン指数pHで表す。
さんせいどじょう【酸性土壌】
酸性反応を示す土壌。雨の多い地方に多く、土壌中の塩基が流出したり、酸性物質が集積したりして生じる。耕作には適さない。酸性土。
さんせいはくど【酸性白土】
白色の粘土の一種。微粉末で、主成分は粘土鉱物のモンモリロナイト。水を加えると弱酸性を呈する。吸着性があり、石油の脱色や乾燥剤などに利用。
さんせいはんのう【酸性反応】
ある物質に酸の性質があることを示す反応。青色リトマスを赤色に変えたり、赤色フェノールフタレインを無色に変えたりすること。
さんせいひりょう【酸性肥料】
それ自体が酸性の肥料。また、連続使用すると土を酸性にする性質のある肥料。過燐酸 (かりんさん) 石灰・硫安・硫酸カリなど。
さんせいショック【酸性ショック】
⇒アシッドショック
さんせいむ【酸性霧】
酸性の大気汚染物質を含んだ霧。空気中に長時間漂っているため、酸性雨より酸性度が強く、森林などに大きな被害を及ぼす。→酸性雨
さんせいたんさんナトリウム【酸性炭酸ナトリウム】
⇒炭酸水素ナトリウム
さんせいたんさんえん【酸性炭酸塩】
⇒炭酸水素塩