ぎんこうしんよう【銀行信用】
銀行が取引先に与える信用。具体的には、銀行が資金を貸し出すこと。
ぎんこうてがた【銀行手形】
銀行が振り出したり支払いを引き受けたりする手形。→個人手形
ぎんこうとうほゆうかぶしきしゅとくきこう【銀行等保有株式取得機構】
銀行間の株式持ち合いを解消するために設置された機構。平成14年(2002)に大手銀行・地方銀行が出資して設立。株価下落のリスクを回避するため、銀行が保有する持ち合い株を市場を通さず直接時価で買い取り、時間をかけて市場に放出する。株式市場に影響を及ぼさずに銀行経営を安定させ、貸し渋りを防ぐことなどがねらい。 [補説]業務は平成18年(2006)9月までに約1兆6000億円分を買い取って終了したが、平成20年(2008)の世界的金融危機による株価の下落で銀行の含み損が拡大したため、緊急市場安定化策の一つとして、同機構による株式買い取りを再開する法案が成立した。平成21年(2009)3月から3年間の時限措置で、買い取り枠は最大20兆円。
ぎんこうほう【銀行法】
普通銀行の設立・業務・経営・国の監督権などについて定めた法律。昭和2年(1927)制定。同56年、全面改正。
ぎんこうぼき【銀行簿記】
銀行業で用いられている複式簿記の一種。現金式仕訳法・伝票制度の採用のほか、試算表を毎日作成するなどの特徴がある。
ぎんこうわりびき【銀行割引】
銀行が行う手形割引。
ぎんこうけいしょうけんがいしゃ【銀行系証券会社】
銀行の子会社となっている証券会社。大手銀行グループや地方銀行と資本・業務提携している証券会社。→独立系証券会社
ぎんこうとりひきていししょぶん【銀行取引停止処分】
⇒取引停止処分
ぎんこういん【銀行員】
銀行の職員。行員。