出典:gooニュース
「自宅に戻りたい」期限まで20年…除染土最終処分地の受け入れ先決まらず “原発の町”福島・大熊町 東日本大震災から14年
中間貯蔵施設には、東京ドーム11杯分にものぼる除染土が保管されています。中間貯蔵施設の広大な敷地は地元の住民たちが代々受け継いできた土地を、一時的に、国に提供したものです。役場の武内さんも、家族と暮らした自宅に戻りたい気持ちを明かしてくれました。
「除染土最終処分」期限まであと20年も受け入れ先決まらず…福島・大熊町と双葉町の帰還困難区域内にある“中間貯蔵施設”から中継【東日本大震災から14年】
原発事故の後、除染で発生した土などが保管されていて、13日で運び入れ開始からちょうど10年になります。運び込まれた量は東京ドーム約11個分に相当し、このうち4分の3ほどにあたる放射性物質の濃度が低い土は、全国の公共工事などで「再生利用」される方針です。しかし、東京や埼玉で計画された実証事業は、地元の反対があり進んでいません。
原発事故「除染土」のいま 貯蔵面積は渋谷区に匹敵、再利用見通せず
15年3月に中間貯蔵施設への除染土の搬入を開始した。土・廃棄物はトラック207万台分 除染土などの仮置き場は県内に1372カ所あったが、1363カ所(99%)で中間貯蔵施設への搬入が完了。今年1月末までに運び込まれた除染土や、除染の際に伐採された草木などの廃棄物は計約1400万立方メートルで、このうち約1200万立方メートルが「土壌貯蔵施設」にある。
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