出典:gooニュース
【除染土の工程表】国は緊張感を高めよ(2月22日)
東京電力福島第1原発事故に伴う除染土壌の県外最終処分を巡り、環境省が先ごろ公表した工程表は、搬出先決定などの具体的な時期を示していない。候補地の選定までに解決すべき課題が多く、時間軸を見通せないのが実情のようだ。法律で定めた2045年3月の最終処分の期限まで、残り20年しかない。国は緊張感を高め、取り組みを加速すべきだ。
除染土再利用「福島県外」にこだわらず 浅尾環境相 双葉町検討に
東京電力福島第1原発(福島県双葉町、大熊町)事故後に福島県内の除染で出た土を巡り、双葉町が町内での再利用を検討していることについて、浅尾慶一郎環境相は21日の閣議後の記者会見で「除染土の問題について、双葉町の伊沢(史朗)町長などにご心配をおかけし、申し訳ないと思っている」と述べた。
双葉町が除染土の再利用を検討 全国機運醸成狙い 国・県に通知
放射性物質に汚染された表土をはぎ取るなどして出た除染土は、双葉、大熊両町にまたがる中間貯蔵施設に運ばれ、東京ドーム約11杯分の約1406万立方メートル(1月末現在)に上る。20年後の2045年3月までに国が県外で最終処分すると法律で定められている。
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