うんぜんあまくさこくりつこうえん【雲仙天草国立公園】
長崎・熊本・鹿児島の3県にまたがる国立公園。雲仙岳・雲仙温泉・天草諸島からなる。昭和9年(1934)指定の最初の国立公園の一。
うんぜんおんせん【雲仙温泉】
長崎県雲仙市の温泉。雲仙岳の南麓にあり、泉質は硫酸塩泉・硫黄泉。地獄の名をもつ多くの硫気孔や間欠泉がある。
うんぜんし【雲仙市】
⇒雲仙
うんぜんだけ【雲仙岳】
島原半島中央部の活火山群。複式火山群で、最高峰は平成新山の標高1483メートル。ミヤマキリシマや霧氷がみられる。「温泉 (うんぜん) 岳」とも書き、また肥前風土記には「高来峰 (たかぎみね) 」と記されている。寛政4年(1792)に起こった大規模な噴火は「島原大変肥後迷惑」とよばれる。また平成2年(1990)11月から平成8年(1996)にかけても噴火、平成新山を形成した。
うんぜんつつじ【雲仙躑躅】
ツツジ科の常緑低木。山地に自生。枝の先が細く、小さい葉を密生する。春、淡紅色の花が咲く。関東西部から九州にかけて分布するが、雲仙岳には自生しない。