ひじょうせん【非常線】
重大な犯罪や災害などが発生したときに、一定の区域に警官を配置して検問や通行禁止などを行う警戒態勢。警戒線。「—を張る」
ひじょうたいけん【非常大権】
明治憲法下の天皇の大権の一。国家の非常時に、国民の権利を制限しうる権能。
ひじょうようろしんれいきゃくそうち【非常用炉心冷却装置】
⇒イー‐シー‐シー‐エス(ECCS)
ひじょうだっしゅつシュート【非常脱出シュート】
⇒脱出シュート
ひじょうだっしゅつスライド【非常脱出スライド】
⇒脱出シュート
ひじょうさいがいたいさくほんぶ【非常災害対策本部】
地震・風水害・火山噴火などで大規模な災害が発生した場合に、災害応急対策を推進するために、内閣総理大臣が災害対策基本法に基づいて内閣府に設置する組織。防災担当大臣を本部長とし、各省庁の局長級職員が本部員として参加する。災害が極めて激甚である場合は、緊急災害対策本部が設置される。
ひじょうへんさい【非常変災】
地震・風水害、火山の噴火、毒劇物や放射能による災害などの緊急事態。→変災
ひじょうかいだん【非常階段】
火災や地震などの非常時に使用する、通常の階段以外に設置した避難用の階段。
ひじょうぶくろ【非常袋】
⇒非常持ち出し袋
ひじょうもちだしぶくろ【非常持(ち)出し袋】
地震や台風などの災害時、一時的に避難する際に必要なものを持ち出せるよう、まとめて入れておく袋。非常袋。防災袋。避難袋。 [補説]総務省消防庁では、最低限入れておくものとして、印鑑・現金・救急箱・貯金通帳・懐中電灯・ライター・缶切り・ろうそく・ナイフ・衣類・手袋・ほ乳びん・インスタントラーメン・毛布・ラジオ・食品・ヘルメット・防災ずきん・電池・水の20品目を挙げている。