しゅみざ【須弥座】
1 ⇒須弥壇 (しゅみだん) 2 八幡座 (はちまんざ) の異称。
しゅみせん【須弥山】
《(梵)Sumeruの音写。妙高山 (みょうこうせん) と訳す》古代インドの世界観が仏教に取り入れられたもので、世界の中心にそびえるという高山。この山を中心に七重に山が取り巻き、山と山との間に七つの海があり、いちばん外側の海を鉄囲山 (てっちせん) が囲む。この外海の四方に四大州が広がり、その南の州に人間が住むとする。頂上は帝釈天 (たいしゃくてん) の地で、四天王や諸天が階層を異にして住み、日月が周囲を回転するという。蘇迷盧 (そめいろ) 。
しゅみだん【須弥壇】
仏像を安置する台座。須弥山をかたどったものという。一般に四角形で、重層式。仏の座。須弥座。