馬鹿と鋏は使いよう
切れない鋏にも使いようがあるように、ばかも使い方しだいでは役に立つ。
馬鹿にする
相手を軽く見てあなどる。「人を—◦するのもたいがいにしろ」
馬鹿に付ける薬はない
ばかを治療して頭をよくする方法はない。阿呆に付ける薬なし。
馬鹿にならない
軽視することができない。ばかにできない。「—◦ない通勤費」
馬鹿になる
1 自分を抑えて、ばかのふりをする。「ここは一つ、—・ってこらえよう」 2 正常に働かなくなる。「ねじが—・る」「嗅覚が—・る」
馬鹿の大足
大きな足は、ばかのしるしであるということ。大きな足をけなしていう言葉。「間抜けの小足」などと続けることもある。
馬鹿の一つ覚え
ある一つの事だけを覚え込んで、どんな場合にも得意になって言いたてること。
馬鹿も休み休み言え
そんな馬鹿らしいことを言うのは、いいかげんにやめろ。常軌を逸しているようなことを言うのをたしなめる言葉。
馬鹿を見る
つまらない目にあう。ばかばかしい思いをする。ばかな目にあう。「助けてやって文句を言われるなんて、—◦見た」