たかやまうこん【高山右近】
[1552〜1615]安土桃山時代のキリシタン大名。名は長房。洗礼名、ジュスト。摂津の高槻城主、のち、明石城主。江戸幕府の禁教令によってマニラに追放後、病没。利休門下七哲の一人。
たかやまし【高山市】
⇒高山
たかやまそうぜい【高山宗砌】
⇒宗砌 (そうぜい)
たかやまちょぎゅう【高山樗牛】
[1871〜1902]評論家。山形の生まれ。本名、林次郎。東大在学中に小説「滝口入道」を発表し、「帝国文学」発刊に参加。「太陽」を主宰。日本主義を唱えた。のちニーチェの思想を賛美し、晩年は日蓮に傾倒した。著「美的生活を論ず」「わが袖の記」など。
たかやまひこくろう【高山彦九郎】
[1747〜1793]江戸中期の勤王家。上野 (こうずけ) の人。名は正之。諸国を行脚して勤王思想を提唱。時勢に憤激して九州久留米で自刃。林子平・蒲生君平 (がもうくんぺい) とともに、寛政の三奇人の一人。
たかやまほんせん【高山本線】
岐阜から高山を経て富山に至るJR線。富山・高山間は全通時まで飛越線と称した。全長225.8キロ。
たかやまぼんち【高山盆地】
岐阜県北部にある盆地。中心は高山市。
たかやままつり【高山祭】
岐阜県高山市で行われる、4月14・15日の日枝 (ひえ) 神社の山王祭と10月9・10日の八幡 (はちまん) 神社の八幡祭のこと。人形などを飾った豪華な屋台が出る。
たかやまはねこ【高山羽根子】
[1975〜 ]小説家。富山の生まれ。平成22年(2010)、短編小説「うどん キツネつきの」で創元SF短編賞の佳作を受賞し作家デビュー。「首里の馬」で第163回芥川賞を受賞した。