医者の不養生
人に養生を勧める医者が、自分は健康に注意しないこと。正しいとわかっていながら自分では実行しないことのたとえ。
いしゃだおし【医者倒し】
《医者を廃業させるほどの特効があるというところから》センブリの別名。
いしゃぼうず【医者坊主】
《多く、髪をそっていたところから》江戸時代の医者の称。「是は端手 (はで) なる—と見えて女なり」〈浮・栄花一代男〉
いしゃぼん【医者坊】
《「いしゃぼうず(医者坊主)」の音変化》 1 坊主頭の医者。「女中の酒の座には、頭巾かぶりし—あり」〈鶉衣・隅田川涼賦〉 2 思うことのかなわないこと。「叶 (かな) はぬ事を—といふは、汝が事よと笑はれし」〈浮・色三味線・五〉
いしゃりょう【慰謝料/慰藉料】
生命・身体・自由・名誉・貞操などが不法に侵害された場合の、精神的損害に対する損害賠償金。
いしゃいらず【医者要らず】
薬効のある植物の別名。アロエなど。