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辞書
1 《「うつ(空)」に接尾語「ら」の付いた「うつら」を重ねた語》
㋐疲労などのために浅い眠りにひきこまれるさま。「熱が高くて一日じゅう—としていた」「退屈な話を聞かされてつい—する」
㋑心がぼんやりしているさま。茫然 (ぼうぜん) 。
「朝な夕なに梧桐 (ごとう) を眺めくらして、—として居た」〈漱石・野分〉
2 《「うつ(現)し」などの「うつ」に接尾語「ら」の付いた「うつら」を重ねた語》目の前にはっきりと見えるさま。まざまざ。
「なでしこが花とり持ちて—見まくのほしき君にもあるかも」〈万・四四四九〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
出典:青空文庫
・・・ように眼をつぶって、うつらうつらし始めた。 それから幾分か過ぎた後であっ・・・ 芥川竜之介「蜜柑」
・・・つも、もの思をして、うつらうつらとしていらっしゃるようじゃありませんか。・・・ 泉鏡花「誓之巻」
・・・そしてうつらうつら日溜りに屈まっていた。――やはりその日溜りの少し離れた・・・ 梶井基次郎「冬の日」
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