かせきしょう【化石賞】
《Fossil Award》地球温暖化対策に消極的な国に対して、皮肉を込めて授与される不名誉な賞。正式名称は「本日の化石賞」。気候変動枠組条約締約国会議(COP)や事前に開かれる国連の会議の会期中に、国際的な環境NGOであるCAN (キャン) の主催により選出される。1999年にドイツのボンで開催されたCOP5の会期中より開始。
かせきかいすい【化石海水】
海水に起源する化石水。石油や天然ガスに伴って産出するほか、地下深くから汲み上げて温泉として利用することもある。
かせきせんそう【化石戦争】
19世紀末、米国の二人の古生物学者エドワード=コープとオスニエル=マーシュの間で繰り広げられた恐竜化石の発掘競争。北アメリカ西部において、トリケラトプス・アロサウルス・ステゴサウルスなど多種の化石発見につながったが、両者とも論文発表を急いだために誤りが多く、また互いの中傷・妨害行為により学界を混乱させた。
かせきねんりょうフリーこう【化石燃料フリー鋼】
鉄鉱石の還元工程で石炭を用いない鉄鋼。フォッシルフリースチール。→グリーンスチール