きょうどうじっし【共同実施】
京都議定書による京都メカニズムの一。温室効果ガスの排出量削減義務のある先進国が共同で排出量削減事業を行い、実際に削減事業を行った国で生じた排出削減量を、投資を行った先進国へクレジットとして移転させる仕組み。JI(joint implementation)。
きょうどうしはい【共同支配】
法律上、数人の支配人を置き、その数人の共同でなければ代理権を行使できないとする方法。支配人の広範な権限の濫用の防止を目的とする。
きょうどうしゃかい【共同社会】
⇒ゲマインシャフト
きょうどうじゅうたく【共同住宅】
1棟に2世帯以上が共同で居住する構造の住宅。アパート・団地の類。
きょうどうしゅっし【共同出資】
1 複数の個人が共同の事業に資金を出すこと。 2 複数の企業が共同の事業に資金を出すこと。このようにして設立された会社を共同出資会社という。→合弁会社
きょうどうしょく【教導職】
一般国民の教化を目的として、明治5年(1872)教部省におかれた職。神官や僧侶 (そうりょ) が任命された。同17年廃止。
きょうどうしんけん【共同親権】
未成年の子供に対する親権を父母の双方が持っていること。→親権 [補説]日本の法律では夫婦が離婚した場合、親権は父母のどちらかに帰属する。欧米では離婚後も双方がともに親権を持つと認める国が多い。
きょうどうせいはん【共同正犯】
二人以上の者が共同して犯罪を実行すること。関与した全員が正犯として罰せられる。→単独正犯
きょうどうせいめい【共同声明】
2か国以上の政府の首脳が、公式会談の終了後などに共同で発表する声明。一般に法的拘束力はないが、道義的な拘束力をもつとされる。
きょうどうぜっこう【共同絶交】
村落など地域社会で、秩序や慣習を乱した住民を制裁のために排除し、共同で絶交すること。村八分の類。