けさがけ【袈裟懸(け)】
1 袈裟をかけること。転じて、衣類などを一方の肩から他方の脇の下へ斜めにかけること。 2 刀で、相手を肩から斜めに切りおろすこと。袈裟切り。
けさがため【袈裟固め】
柔道で、あおむけに倒した相手の脇腹にのしかかり、その首と片腕を制して押さえ込む技。
けさぎり【袈裟切り/袈裟斬り】
「袈裟懸 (けさが) け2」に同じ。
けさずきん【袈裟頭巾】
中世、法師武者が戦場で兜 (かぶと) の上にかぶった頭巾。
けさだすき【袈裟襷】
梵鐘 (ぼんしょう) の表面にある縦横の帯。袈裟形。
けさだすきもん【袈裟襷文】
銅鐸 (どうたく) の文様の一。斜め格子文の縦帯と横帯を直交させて鐸身を2列二段ないし三段に区切ったもの。
けさぶくろ【袈裟袋】
禅僧が行脚 (あんぎゃ) のときに袈裟などを入れて携帯する袋。