さとうつぐのぶ【佐藤継信】
[1158〜1185]平安末期の武士。源義経の四天王の一人。屋島の戦いで義経の身代わりとなり、平教経 (たいらののりつね) の矢で射られて戦死。
さとうづけ【砂糖漬(け)】
果実・野菜・豆などを高濃度の砂糖に漬けること。また、その食品。ブンタン・フキ・アンズ・ショウガなどの砂糖漬け、甘納豆など。
さとうとくじ【佐藤得二】
[1899〜1970]哲学者・小説家。岩手の生まれ。京城帝大予科、一高の教授を歴任した後、文部省に入省。昭和38年(1963)、64歳のときに「女のいくさ」で直木賞を受賞し、話題を集める。
さとうなおかた【佐藤直方】
[1650〜1719]江戸中期の儒学者。備後の人。山崎闇斎 (やまざきあんさい) に師事。崎門三傑の一人と称されたが、朱子学の純一性を主張し、垂加神道を唱えた師のもとを去った。著「四書便講」など。
さとうのぶひろ【佐藤信淵】
[1769〜1850]江戸後期の経済学者。出羽の人。字 (あざな) は元海。宇田川玄随・平田篤胤 (ひらたあつたね) らに師事。その学問は農政・物産・海防・兵学・天文・国学など広範に及んだ。著「経済要録」「農政本論」など。
さとうはちろう【サトウハチロー】
[1903〜1973]詩人。東京の生まれ。本名、佐藤八郎。紅緑の長男。愛子は異母妹に当たる。詩人として出発し、童謡・歌謡曲の作詞家としても活躍。詩集「爪色の雨」「おかあさん」など。
さとうはるお【佐藤春夫】
[1892〜1964]詩人・小説家。和歌山の生まれ。生田長江・与謝野寛らに師事。初め「スバル」「三田文学」などに詩歌を発表、のち小説に転じた。文化勲章受章。詩集「殉情詩集」、小説「田園の憂鬱」「都会の憂鬱」「晶子曼陀羅」など。
さとうまさよし【佐藤雅美】
[1941〜2019]小説家。兵庫の生まれ。初め「大君の通貨」などの歴史経済小説で話題となるが、その後本格的な時代小説に転向する。「恵比寿屋喜兵衛手控え」で直木賞受賞。他に「影帳」「八州廻り桑山十兵衛」など。
さとうまめ【砂糖豆】
炒った大豆に糖蜜をまぶした純白の菓子。
さとうみつ【砂糖蜜】
1 砂糖から作った蜜。かき氷にかける。 2 ガムシロップのこと。