しだいに【次第に】
[副] 1 物事の程度や状態が少しずつ変化・進行するさま。だんだんと。徐々に。「病気が—よくなっていく」 2 序列・順序に従って物事をするさま。順々に。「数 (あまた) の検非違使 (けびゐし) 官人等、東西に—着 (ちゃく) し並みたり」〈今昔・一七・二二〉
しだいふちょう【四大不調】
仏語。四大の調和がくずれ、病気になること。僧の病気にいう。
しだいふどう【次第不同】
1 順序や手続きが正しくないこと。順不同。 2 長さがまちまちで不揃いなこと。「寸は—」〈虎明狂・粟田口〉
しだいぶんげん【次第分限】
「次第長者」に同じ。「おのづから商ひをして—になりぬ」〈浮・桜陰比事・四〉