せんじがき【宣旨書き】
1 宣旨の文書。せじがき。 2 《「宣旨」は勅命を受けて代書したところから》代筆すること。また、その書状。「あぢきなの—やと、ひとりごちて」〈宇津保・蔵開中〉
せんじがみ【宣旨紙】
宣旨を書くのに用いる紙。
せんじきょうさんしゅぎ【戦時共産主義】
ロシア革命後の1918年、内戦と外国の干渉に対抗するためにソ連政府がとった経済政策。商工業の国家統制、倉糧配給制、労働義務制などが実施されたが、生産量低下による極度の食糧不足を招き、1921年には新経済政策(ネップ)へ移行。
せんじきんせいひん【戦時禁制品】
戦時中に、中立国国民の交戦国に対する供給を、他方の交戦国が防止できる物品。武器・弾薬などの絶対的禁制品と、食糧・燃料などの相対的または条件付き禁制品とがある。
せんじぐすり【煎じ薬】
生薬を煎じた飲み薬。煎薬 (せんやく) 。
せんじこうさい【戦時公債】
戦時に、国家が戦費調達のために募集する公債。軍事公債。戦債。
せんじこくさいほう【戦時国際法】
戦時における国際法の総称。交戦国相互間の関係を規定した交戦法規と、交戦国と中立国との関係を規定した中立法規とがある。戦時国際公法。
せんじたいせい【戦時体制】
戦争の遂行のために統制された国内の非常体制。
せんじちゃ【煎じ茶】
煎じて飲む茶。煎茶 (せんちゃ) 。
せんじのつかい【宣旨の使】
勅旨を伝える使者。「—にて斉信の宰相の中将の、御桟敷へ参り給ひしこそ、いとをかしう見えしか」〈枕・一二八〉