ちょうせんからつ【朝鮮唐津】
唐津焼の一。黒飴 (くろあめ) 色の釉 (うわぐすり) と、白濁した藁灰の釉を掛けわけたもので、桃山時代から江戸初期に焼かれた。
ちょうせんがりやす【朝鮮刈安】
イネ科の多年草。山林の乾燥した所に生え、高さ約50センチ。葉は小形で細長い。秋、円錐状の穂をつける。ひめがりやす。
ちょうせんきんぎょ【朝鮮金魚】
チョウセンブナの別名。
ちょうせんぎんこう【朝鮮銀行】
韓国併合時代の朝鮮における中央銀行。明治44年(1911)設立。日本の朝鮮および満蒙経営の金融的中心となった。昭和20年(1945)閉鎖。
ちょうせんご【朝鮮語】
主として朝鮮半島で話される言語。大韓民国では韓国語とよぶ。語順や助詞の用法などに日本語との類似がみられ、またアルタイ諸語との類縁関係が指摘されているが、まだ証明されていない。ハングルとよばれる文字を使用。
ちょうせんごみし【朝鮮五味子】
マツブサ科の落葉性で木質の蔓性 (つるせい) 植物。山地に自生。葉は卵形。雌雄異株。夏、黄白色の小花が咲き、果実は紅色で多数穂状につく。漢方で果実を五味子といい薬用にする。
ちょうせんごよう【朝鮮五葉】
マツ科の常緑樹。葉は5枚ずつ束生する。松かさは大形で、種子には翼がない。本州中部や四国の深山に自生するが、朝鮮半島に多い。材は建築・パルプなどに用い、また庭木・盆栽にする。朝鮮松。
ちょうせんしば【朝鮮芝】
コウライシバの別名。
ちょうせんしゅ【朝鮮酒】
朝鮮半島で造られる酒類の総称。米が主原料で、薬酒(清酒)・濁酒・焼酒(焼酎)の3種が基本。麹 (こうじ) には小麦が用いられる。
ちょうせんしゅっぺい【朝鮮出兵】
豊臣秀吉の二度にわたる朝鮮侵攻。→文禄の役 →慶長の役