天を衝く
天に届くほど高い。また、勢いの盛んなことにいう。「—・く摩天楼」「意気—・く」
天を摩する
天に接するくらい高い。高い建築物についていう。→摩天楼
点付かる
《「る」は受け身の助動詞》欠点をつかれる。非難される。「この姫君の—◦れ給ふまじくと、よろづに思しのたまふ」〈源・蛍〉
点を打つ
欠点を指摘する。非難する。「気にいらぬ女房を夫が去るに言ひ分なし、—・つ人もない」〈浄・用明天王〉
点を掛く
1 連歌や俳諧などで、評点をつける。「佐野の渡りに郭公詠みたるも知らざれば、是には—・けざりし」〈戴恩記〉 2 記号をつける。斜線を引いたり、しるしをつけたりする。「気に入ったものへ、こちらから—・けて」〈洒・四十八手〉
点を稼ぐ
⇒稼ぐ4
天に唾する
「天に向かって唾 (つばき) を吐く」に同じ。天を仰いで唾する。
天の底が抜けたよう
激しく雨が降るさま。短時間で大量に雨が降るさま。