馬蹄に掛ける
自分の乗っている馬のひづめで踏みつける。敵を破る。「—・けて蹴散らす」
ばていぎん【馬蹄銀】
中国で、巨額の取引の際に使用された馬蹄形の銀塊。清代から用いられ、1個の重さは普通50両(約1800グラム)。元宝銀。
ばていけい【馬蹄形】
馬のひづめに似た形。∩の形。
ばていけいじしゃく【馬蹄形磁石】
馬蹄形をした磁石。両極が接近しているので、磁力を長く保つ。
ばていせき【馬蹄石】
表面に馬蹄のような形のある蒼黒色の石。庭石などに用いる。
ばていら【馬蹄螺】
ニシキウズガイ科の巻き貝。潮間帯の岩礁にすむ。貝殻は円錐形で、殻高約5センチ、殻底は平ら。殻表は黒紫褐色で、縦肋 (じゅうろく) が斜めに走る。房総半島以南に分布。食用。しったか。かじめだま。
ばていじん【馬蹄腎】
左右の腎臓の下端が、脊椎の前方でつながり、馬蹄形 (ばていけい) になったもの。尿管が圧迫されて、尿の流れが滞り、腎結石・水腎症などを合併することがある。馬蹄鉄腎。蹄鉄腎。