・・・ Sr. H. Tsuji……Unua……Aprilo……Jaro……1906……」「何かしら? dua……Majesta……ですか? 1926 としてありますね。」「これは、ほれ、水葬した死骸についていたんじゃないか?」 O君・・・ 芥川竜之介 「蜃気楼」
・・・: Il trionfo della morte.Rousseau : Confessions.Turgenev : Die erste Liebe.Pushkin : Onegin.Heine : Buch der Lie・・・ 倉田百三 「学生と生活」
・・・過去において明らかにかような名辞を用いたのは、私の知る限りでは、Professor W. H. Hudson のルーソー論に Naturalism in Life と言っているのなどがその最近の例である。これは言うまでもなくルーソーの「自然・・・ 島村抱月 「序に代えて人生観上の自然主義を論ず」
・・・ 次に問題になるのは F(H)uz(d, t)i, Hiuti, Kudy, Kdu(sima), Kuti(no sima) の類である。KとHは日本語でもしばしば転化するからここではかりに同じと見て、次のような子音分類をする。すなわ・・・ 寺田寅彦 「火山の名について」
・・・しかしまだ誰も Toyo Tomi Hide Yosi という風に書く人はないようである。しかし、そう書いてはいけないという絶対的な理由はないようである。いわゆるイニシアルでも、T. T. とだけでは、例えば自分と同番地の町内につい近頃まで・・・ 寺田寅彦 「KからQまで」
・・・ 数式で書き現わすと、この問題の分泌量Hがざっと H = H0 + A sin nt のような形で書き現わされその平均水準のH0がいつもKに近いという型の婦人であったように見えるのである。『徒然草』の「あやめふく頃」で思い出すのはベ・・・ 寺田寅彦 「五月の唯物観」
・・・と laugh についてもいろいろなおもしろい事実がある。laugh は (AS.)hlehhan から出たことになっているらしいが、この最初のhがとれて英語やドイツ語になり、そのhが「は」になり、それから「わ」になったと仮定するとどうやら・・・ 寺田寅彦 「言葉の不思議」
・・・B. H. Chamberlain : "Bash and the Japanese Epigram." Trans. Asiatic Soc. Jap. Reprint Vol.1 (1925), 91.Paul-Louis ・・・ 寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
・・・ R. C. McLean, Nature, May 12, 1928, p. 749. H. Poincar, Letzte Gedanken の最初の論文「自然方則は変化するか」以上のルクレチウス紹介を書いた後に・・・ 寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
・・・“The Four Horseman of Apocalypse.”を書いて俄に注目の焦点と成った西班牙のブラスコ・イバンツを始め、松村みね子氏によって翻訳された「人馬の花嫁」の作者、ロード・ダンサニー其他、H. G. Wells, Joh・・・ 宮本百合子 「最近悦ばれているものから」
出典:青空文庫