バチカンきゅうでん【バチカン宮殿】
《Palazzi Vaticani》バチカン市国のサンピエトロ大聖堂に隣接する宮殿。5世紀末にローマ教皇シンマクスが建てた居館に起源する。14世紀に教皇グレゴリウス11世が教皇庁を置き、宮殿としての整備を行った。教皇の居館のほか、歴代教皇の収集品を展示するバチカン美術館、ミケランジェロの天井画で知られるシスティナ礼拝堂、バチカン図書館などがある。1984年、「バチカン市国」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。
バチカンしこく【バチカン市国】
「バチカン」の正称。
バチカンぎんこう【バチカン銀行】
⇒アイ‐オー‐アール(IOR)
バチカンびじゅつかん【バチカン美術館】
《Musei Vaticani》バチカン宮殿内にある美術館。ルネサンス期のローマ教皇ユリウス2世の古代彫刻コレクションに始まるもので、その後の歴代教皇によって収集されたキリスト教美術の絵画・彫刻や書籍などを多数収蔵する。