出典:gooニュース
東京円、一時154円台 約1カ月ぶりの円高ドル安水準
17日の東京外国為替市場の円相場は、対ドルで上昇し、一時1ドル=154円台後半を付けた。昨年12月以来、約1カ月ぶりの円高ドル安水準となった。 午後5時現在は前日比58銭円高ドル安の1ドル=155円60~62銭。ユーロは80銭円高ユーロ安の1ユーロ=160円02~06銭。
円高進行を嫌気して一時38000円割れ目前に【クロージング】
また、ウォラーFRB理事が「データ次第では年内3-4回の利下げも可能」とハト派的な見方を示し、米長期金利が低下、円相場も一時1カ月ぶりとなる1ドル=154円台まで円高が進んだ。金利低下による利ざや改善期待の後退から銀行や保険株が下落したほか、円高による採算悪化懸念から輸出関連株の一角にも値を消す銘柄が増え、日経平均の下げ幅は一時500円を超えた。
日経平均は反落、一時500円超安 米大統領就任式控え調整
トランプ次期米大統領の就任式を20日に控えてポジション調整の売りが出て、一時500円超下落した。外為市場でドル安/円高が進んだことも、輸出株を中心に重しとなった。後場にかけては押し目買いも入り、下げ幅を縮小した。日経平均は前営業日比118円安でスタートした後、前場中盤に516円安の3万8055円68銭で安値を付けた。
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