切(り)落(と)す(きりおとす)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・それは象のように膨大した片腕を根元から切り落とすのであった。 帰朝後ただ一度浅草で剣劇映画を見た。そうして始めていわゆる活弁なるものを聞いて非常に驚いて閉口してしまって以来それきりに活動映画と自分とはひとまず完全に縁が切れてしまった。今・・・
寺田寅彦
「映画時代」
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・・・と余の揉み上げを米噛みのあたりからぞきりと切り落す。「あんまり短かかあないか」「近頃はみんなこのくらいです。揉み上げの長いのはにやけてておかしいもんです。――なあに、みんな神経さ。自分の心に恐いと思うから自然幽霊だって増長して出たく・・・
夏目漱石
「琴のそら音」
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