初号(しょごう)
の例文・使い方・用例・文例(2)
-
・・・俥夫三年の間にちびちび溜めて来たというものの、もとより小資本で、発行部数も僅か三百、初号から三号までは、無料で配り、四号目には、もう印刷屋への払いが出来なかった。のみならず、いかに門前の俥夫だったとはいえ、殆んど無学文盲の丹造の独力では、記・・・
織田作之助
「勧善懲悪」
-
・・・美濃十郎。美濃十郎。美濃十郎。初号活字の名刺でも作りますか。○H、ばか。D、低能。ゴルフのカップは、よだれ受け。S、阿呆。学校だけは出ました。U、半死。あの若さで守銭奴とは。O君はよい。男ぶりだけでも。○昼は消えつつものをこそ思う。・・・
太宰治
「古典風」
goo辞書とは
goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。