初婚(しょこん)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・細君のほうは、もちろん初婚で、その実家は、かなり内福の農家である。 終戦になり、細君と女児を、細君のその実家にあずけ、かれは単身、東京に乗り込み、郊外のアパートの一部屋を借り、そこはもうただ、寝るだけのところ、抜け目なく四方八方を飛び歩・・・
太宰治
「グッド・バイ」
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・・・それに向うは、初婚ではなく、好きな女のひとと、六年も一緒に暮して、おととし何かわけがあって別れてしまい、そののちは、自分は小学校を出たきりで学歴も無し、財産もなし、としもとっていることだし、ちゃんとした結婚なぞとても望めないから、いっそ一生・・・
太宰治
「皮膚と心」
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