つつみもの【包(み)物】
1 風呂敷などで包んだ物。 2 布施 (ふせ) ・禄 (ろく) ・贈り物などにするため、金銀や絹布などを包んだもの。「すずろなる布 (め) の端をば包みて賜へりしぞ。あやしの—や」〈枕・八四〉
つつみやき【包(み)焼(き)】
1 魚・肉・野菜などを木の葉・紙・ホイルなどに包んで焼くこと。また、その焼いたもの。 2 鮒 (ふな) の腹に昆布・串柿 (くしがき) ・焼き栗などを入れて焼いたもの。門出や出陣の祝いに用いた。「鮒の—のありける腹に、小さく文を書きて、押しいれて奉り給へり」〈宇治拾遺・一五〉
つつみな【包(み)菜】
サンチュの別名。朝鮮料理で、焼肉などを包んで食べることから。