いしかい【医師会】
医師で構成する団体。日本医師会・日本歯科医師会など。
いしこっかしけん【医師国家試験】
医師法に基づいて行われる、医師免許を与えるための国家試験。
いしばいしょうせきにんほけん【医師賠償責任保険】
医師向けの保険制度。医療事故により医師に賠償責任が生じた場合に、損害賠償金を補償する。 [補説]日本医師会が運営する「日本医師会医師賠償責任保険」のほか、民間保険会社の「一般医師賠償責任保険」「勤務医賠償責任保険」などがある。
いしほう【医師法】
医師の免許・国家試験の制度、業務上の義務などを規定した法律。現行法は昭和23年(1948)施行。 [補説]平成18年(2006)の改正により、安心・安全で質の高い医療を確保するため、不正行為や医療過誤などで行政処分を受けた医師に対して、厚生労働大臣が再教育研修を受けるよう命じることができることになった。
いしりんしょうけんしゅうせいど【医師臨床研修制度】
大学を卒業し国家試験に合格した医師を、指定病院で実地研修させる制度。臨床医として一般的な診療で頻繁に関わる負傷や疾病に適切に対応できるように、プライマリーケアの基本的な診療能力を習得させ、また、医師としての人格を養い育てることを目的とする。研修期間は2年以上。臨床研修制度。 [補説]昭和43年(1968)実地修練制度(インターン制度)を廃止して臨床研修制度を創設。この制度で2年間の臨床研修は努力義務であったが、平成16年(2004)4月に新医師臨床研修制度となってからは必修化。当初は内科、外科、救急(麻酔科を含む)、小児科、産婦人科、精神科、地域保健・医療の7科目が必修だったが、平成20年(2008)に見直され、内科・救急・地域医療の3科目が必修、外科・麻酔科・小児科・産婦人科・精神科から2科目選択必修となった。
いしじむさぎょうほじょしゃ【医師事務作業補助者】
診断書の作成など医師が行う事務作業を補助・代行する医療従事者。医師の指示により診断書・処方箋・紹介状の作成補助、電子カルテの入力代行、診察・検査・手術の予約などを行う。病院勤務医の負担軽減策の一つとして、平成20年(2008)の診療報酬改定に伴い導入された。医療クラーク、病棟クラーク、ドクターズクラーク、メディカルアシスタントなどさまざまな呼称がある。→医療事務 →医療秘書
いししゅどうちけん【医師主導治験】
医薬品や医療機器の有効性・安全性を確かめるために、医師や歯科医師が主体となって計画し実施する臨床試験。→治験