いりょうじこちょうさしえんセンター【医療事故調査支援センター】
医療事故調査制度で、医療機関から事故の報告を受けて、情報の整理・分析や再発防止に関する普及啓発などを行う第三者機関。医療法の規定に基づいて厚生労働大臣が指定する。平成27年(2015)、日本医療安全調査機構が指定された。医療事故調。
いりょうじこちょうさせいど【医療事故調査制度】
医療機関で診療行為に関連した予期せぬ死亡事故が発生した際に、再発防止と医療の安全確保を目的として行われる調査の仕組み。当該医療機関による調査報告を第三者機関の医療事故調査・支援センターが収集・分析し、再発防止のための普及啓発を行う。
いりょうしょく【医療職】
一般職の公務員の職種区分の一つ。障害者支援施設・児童福祉施設などに勤務し、入所者の指導・保育・介護等の業務に従事する職員が該当する。
いりょうかんさつせいど【医療観察制度】
心神喪失や心神耗弱の状態で殺人・放火等の重大な他害行為を行った人の社会復帰を促進することを目的とする処遇制度。心神喪失者等医療観察法に基づいて、地方裁判所が入院・通院・退院を決定し、国が指定する医療機関で専門的な医療を行い、保護観察所が退院後の生活環境の調整を行う。
いりょうてきケアじ【医療的ケア児】
日常生活を送るために、痰 (たん) の吸引や経管栄養などの医療的ケアを必要とする子供のこと。
いりょうほけんしゃ【医療保険者】
医療保険を運営する団体・組織。国民健康保険を運営する市町村や、企業等の健康保険組合、全国健康保険協会、共済組合、国民健康保険組合など。
いりょうしせつちょうさ【医療施設調査】
医療施設統計を作成するために、厚生労働省が行う基幹統計調査。全国の病院・診療所を対象とする全数調査。医療施設数・病床数・診療科目等の変動を把握するために毎月行う動態調査と、検査・手術の実施状況や診療設備の保有状況などを把握するために3年ごとに行う静態調査がある。昭和23年(1948)の「施設面からみた医療調査」を前身とし、昭和28年(1953)から現名称。
いりょうしせつとうけい【医療施設統計】
病院・診療所の分布・整備・診療機能に関するの実態の把握を目的とする、国の基幹統計。厚生労働省が医療施設調査を行って作成する。 [補説]医療行政の基礎資料として利用される。
いりょうしゃ【医療者】
「医療従事者」に同じ。
いりょうじゅうじしゃ【医療従事者】
医師・歯科医師・看護師・薬剤師・理学療法士・管理栄養士・放射線技師など、ひろく医療に携わる職業の従事者。