同役(どうやく)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・「同役(といつも云う、士の果か、仲間は番でござりまして、唯今水瓶へ水を汲込んでおりまするが。」「水を汲込んで、水瓶へ……むむ、この風で。」 と云う。閉込んだ硝子窓がびりびりと鳴って、青空へ灰汁を湛えて、上から揺って沸立たせるよう・・・
泉鏡花
「朱日記」
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・・・ 与力は同役の人たちを顧みて、「ではとにかく書付を預かっておいて、伺ってみることにしましょうかな」と言った。それにはたれも異議がなかった。 与力は願書をいちの手から受け取って、玄関にはいった。 ――――――――――・・・
森鴎外
「最後の一句」
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