だいこんあし【大根足】
太くて不格好な女性の足をいう語。
だいこんおろし【大根卸し】
1 大根をおろし器ですりおろした食物。おろし大根。おろし。 2 大根をおろす道具。おろし金。おろし器。
だいこんじめ【大根注連】
神棚などに飾る太めの注連縄 (しめなわ) 。《季 新年》
だいこんそう【大根草】
バラ科の多年草。山野に生え、高さ10センチ〜1メートル。葉はダイコンに似る。初夏、黄色の5弁花を開く。
だいこんのとしとり【大根の年取り】
(新潟・長野で)10月10日の十日夜 (とおかんや) のこと。この日に大根畑に入ってはいけないという。大根の年越し。大根の年夜 (としや) 。
だいこんのとしや【大根の年夜】
⇒大根の年取り
だいこんはむし【大根葉虫】
ハムシ科の昆虫。体長4ミリほどで黒褐色。幼虫は大根などアブラナ科の野菜の害虫。本州から沖縄にかけてみられる。
だいこんやくしゃ【大根役者】
演技力のない役者、芸のまずい役者をあざけっていう語。大根。 [補説]語源については、大根の根の白いことを素人 (しろうと) に寄せていったもの、へたな役者を意味する「馬の脚」の脚から連想していったもの、大根はどのように食べても腹を壊さないので、へたなことと掛けて「当たらない」の意でいったもの、など諸説がある。