心的(しんてき)
の例文・使い方・用例・文例(22)
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・・・隣家の子供との間に何等の心的接触も成り立たない。そこでいよいよ本に読み耽って、器に塵の附くように、いろいろの物の名が記憶に残る。そんな風で名を知って物を知らぬ片羽になった。大抵の物の名がそうである。植物の名もそうである。 父は所謂蘭医で・・・
森鴎外
「サフラン」
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・・・ 学問の上でも心理学が思量から意志へ、意志から衝動へ、衝動からそれ以下の心的作用へと、次第に深く穿って行く。そしてそれが倫理を変化させる。形而上学を変化させる。Schopenhauer は衝動哲学と云っても好い。系統家の Hartman・・・
森鴎外
「沈黙の塔」
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