心臓が強い
厚かましい。ずうずうしい。また、ものおじしない。「見かけによらず—・い」
心臓が弱い
気が弱くて引っ込み思案である。「—・くて頼みを断れない」
心臓に毛が生えている
厚顔無恥である。あつかましい。肝 (きも) に毛が生えている。
しんぞうけい【心臓形】
先がとがり、基部が内側にへこんだ、心臓のような形。ハート形。葉の形にいう。
しんぞうさいどうきりょうほう【心臓再同期療法】
重症の心不全で左右の心室が収縮するタイミングにずれが生じ、血液を効率よく送り出せない状態になったとき、ペースメーカーによって左心室と右心室に同時に電気刺激を加え、心室の動きを正常に戻す治療法。CRT(Cardiac Resynchronization Therapy)。両室ペーシング。 [補説]左心室と右心室を同時にペーシングする機能を備えた特殊なペースメーカーを患者の体内に植え込み、通常は鎖骨下の静脈から3本リード線を挿入し、右心房・右心室・冠静脈洞(左心室の外側)に留置する(患者の状態によっては、心臓の外側にリードを取り付ける場合もある)。これらのリードによって、心臓の動きを常時監視し、心不全の症状が生じると、リードを通じて自動的に電気刺激が与えられる。心室細動を併発しやすい患者の場合は、除細動機能を備えたCRT-Dと呼ばれる装置が使用される。→植込み型除細動器
しんぞうし【心臓死】
心臓の拍動を停止し、死亡すること。
しんぞうしんけいしょう【心臓神経症】
心臓そのものに病変はないのに、心臓の痛みや動悸 (どうき) ・息切れなどを示す神経症。心臓ノイローゼ。
しんぞうしんとう【心臓震盪/心臓震蕩】
野球ボールが胸に当たるなどの胸部に受けた打撲がもとで、重度の不整脈である心室細動が起こった状態。若年者に多く、健康な子供でも起こる。治療は、自動体外式除細動器(AED)などを使用して除細動処置を速やかに実施する。
しんぞうひだい【心臓肥大】
⇒心肥大 (しんひだい)
しんぞうびょう【心臓病】
心臓の病気の総称。狭心症・心筋炎・心臓弁膜症など。心疾患。