まんせいえんしょうせいだつずいせいたはつこんしんけいえん【慢性炎症性脱髄性多発根神経炎】
⇒慢性炎症性脱髄性多発神経炎
まんせいえんしょうせいだつずいせいたはつしんけいえん【慢性炎症性脱髄性多発神経炎】
手足の脱力・筋力低下が左右対称に起こる、神経疾患の一種。末梢神経で軸索を覆う髄鞘が障害されることによって起こる。自己免疫疾患の一種と考えられるが詳細な原因は不明。数か月にわたってゆっくりと進行する場合と、回復と再発を繰り返す場合がある。指定難病の一つ。慢性炎症性脱髄性多発根神経炎。慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー。CIDP(Chronic Inflammatory Demyelinating Polyneuropathy)。→ギランバレー症候群
まんせいえんしょうせいだつずいせいたはつニューロパチー【慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー】
⇒慢性炎症性脱髄性多発神経炎
まんせいきこうれいしゃ【慢性期高齢者】
病状は安定しているが、治癒することは困難な状態で、継続的な治療・看護・介護などを必要とする高齢者。
まんせいきびょういん【慢性期病院】
病状の安定している患者に対して長期間の入院医療を提供する病院。→療養病床 →急性期病院
まんせいこうまくがいけっしゅ【慢性硬膜外血腫】
頭部を打撲してから数週間から数か月の間に、頭蓋骨と硬膜の間に血液が少しずつ溜まっていく病気。高齢者に多く見られる。→硬膜外血腫 →急性硬膜外血腫 →慢性硬膜下血腫
まんせいこうまくかけっしゅ【慢性硬膜下血腫】
軽度の頭部打撲から数週間から数か月の間に、硬膜と脳の間に血液が溜まっていく病気。高齢者の男性に多い。外傷以外に、アルコールの多飲・動脈硬化などで発症する場合もある。血腫の増大にともなって、頭痛・体の片側の麻痺・言葉のもつれ・物忘れ・失禁などの症状が見られる。手術などにより血腫を除去すれば、一般的に予後は良好。→硬膜下血腫 →急性硬膜下血腫
まんせいひばく【慢性被曝】
長期間にわたる被曝。一方、短時間の被曝は急性被曝という。放射線量の総量が等しい場合、急性被曝の方が慢性被曝に比べて人体への影響は大きくなる。
まんせいきょぜつはんのう【慢性拒絶反応】
肝臓・心臓・腎臓などの臓器移植後、数か月から数年で起こる拒絶反応。血流障害・感染・血管の異常・薬剤など、さまざまな要因で生じる。進行すると、移植臓器の動脈硬化・血流障害・線維化が進む。→急性拒絶反応
まんせいへいそくぐうかくりょくないしょう【慢性閉塞隅角緑内障】
角膜の周辺部と虹彩の根部が接する部分(前房隅角)が徐々に狭くなり、房水の排出が妨げられることにより起こる緑内障。レーザー虹彩切開術などによる治療が行われる。