あらいし【新井市】
⇒新井
あらいはくせき【新井白石】
[1657〜1725]江戸中期の儒学者・政治家。名は君美 (きんみ) 。木下順庵の高弟。6代将軍徳川家宣 (いえのぶ) に仕えて幕政に参与し、朝鮮通信使の待遇簡素化、貨幣改鋳などに尽力。著に「藩翰譜」「読史余論」「西洋紀聞」「古史通」「折たく柴の記」など。
あらいまん【新井満】
[1946〜2021]小説家。新潟の生まれ。本名、満 (みつる) 。「尋ね人の時間」で芥川賞受賞。他に「ヴェクサシオン」「カフカの外套 (がいとう) 」など。シンガーソングライターとしても知られ、作者不詳とされる英語詩「Do not stand at my grave and weep」を訳し、曲をつけた「千の風になって」がある。
あらいもとこ【新井素子】
[1960〜 ]小説家。東京の生まれ。本姓、手嶋。高校在学中に「あたしの中の…」で第1回奇想天外SF新人賞に佳作入選し作家デビュー。女学生の話し言葉を取り入れた独特の文体で注目される。「チグリスとユーフラテス」で日本SF大賞受賞。他に「グリーン・レクイエム」「ネプチューン」「おしまいの日」など。